効率的な寄附募集について学生が研究結果を発表しました。
包括的連携協定を結んでいる古賀市とは、市の抱える「ふるさと納税」の課題解決に協力いただけないかとの相談を受け、2019年10月から2020年8月の間、PBL(課題解決型学習)としてシステムマネジメント学科傅研究室が研究に取り組んできました。2019年度は卒業研究の一環として傅研究室4年生の学生が取り組み、卒業後の2020年4月からは知能情報システム工学専攻博士課程3年生が引き継いで研究を進めてきました。
2020年8月28日、福岡工業大学に於いて、「ふるさと納税」の抱える課題について解決策を提案する報告会を開催し、古賀市よりふるさと納税担当職員2名に参加いただきました。発表者学生は、寄附件数の少ない事業者や返礼品について「なぜ寄附件数が少ないのか」を学生目線で分析し、ポータルサイトでの寄付者にわかりやすい返礼品の見せ方や新しい返礼品の提案、定期便利用者増加施策やリピーター獲得施策などの提案を行いました。
参加した古賀市職員からは、問題点や改善策について新しい発想の報告があり、今後のPRの仕方について考えさせられ、また指摘された内容の通り改善をしていきたいと好意的な評価をいただくことができました。本連携事業は報告会を以って終了しますが、古賀市ふるさと納税の新たな課題が出てきた際は改めて傅研究室で課題解決に取り組んでいくことで合意し、報告会は終了いたしました。
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