九州ヘルスケア産業協議会主催「第7回ヘルスケア産業づくり貢献大賞」において、本学情報システム工学科徳安達士教授が最優秀賞である大賞を受賞しました。
これはヘルスケア産業の発展に寄与する企業や大学の取り組みを表彰するもので、徳安教授は第5回の「九州経済産業局長賞」に続き2度目の受賞となります。
今回受賞したテーマは「内視鏡外科手術支援:医原性合併症ゼロに向けた人工知能ソフトウエアの開発」です。
6月12日、九州ヘルスケア産業協議会の担当者が研究室を訪れ、賞状及びトロフィーが手渡されました。
内視鏡外科手術支援:医原性合併症ゼロに向けた人工知能ソフトウエアの開発
徳安教授が参画された平成29年度 未来医療を実現する医療機器・システム研究開発事業では、世界初となるAIナビゲーション手術の検証実験を成功させました。今回の審査では、徳安教授が人工知能ソフトウエアの開発で貢献されたことが高く評価されました。
徳安教授のコメント
現在、世界中の医療機関がCOVID-19の影響を受けて大変な状況にあります。これまで、私たちのチームが開発する人工知能搭載型の医療システムには、様々な医療格差の解消が期待されてきました。しかし今は、手術室の省人化、手術物資の抑制など、総じて医療コストの低減につながることで、ポストコロナ時代の医療システムとしても注目されています。こうした医療システムの開発は、世界中の何処にも前例がなく苦労が絶えませんが、多くの医療関係者や患者さんの期待に応えるために、これからも頑張っていきます。
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