2020年1月22日(水)~24日(金)、大分県別府市にて25th International Symposium on Artificial Life and Robotics (AROB25th 2020)が開催され、本学と南京理工大学との博士後期課程ダブルディグリープログラム在籍学生、知能情報システム工学専攻 知的メディア工学専修(盧 研究室)の1年生が「Young Author Award」を受賞しました。研究テーマは「人工知能と従来の3D画像計測技術を融合した津波の画像計測に関する研究」です。
「発表タイトル」:Method of Sea Wave Matching Based on Convolutional Neural Network - A comparison with feature vector matching method
「著者」:Ying Yang, Chenhao Chen, Cunwei Lu
「論文の概要」:津波の発生とその規模をリアルタイムで計測するため、我々の研究室では三次元画像計測を用いた手法を提案した。大学に設置されている高感度カメラを用いて、5~20Km先の海面を撮影し、コンピュータの画像解析により、津波発生の有無を判断する。
三次元画像計測を実現するために、撮影画像から波の特徴を抽出し、更に二台のカメラから撮影された画像間のマッチングが必要である。盧研究室では、従来波の特徴ベクトルに基づく波の抽出と対応付けの手法を提案したが、私達は最新のAI技術を用いた波の対応付け手法を提案した。
本論文では、提案した畳み込みニューラルネットワークシステムの構成と波の抽出と対応付けの方法を説明し、今回の提案手法と従来の特徴ベクトルに基づく手法との実験結果の比較を行い、提案手法の有効性について検討した。
<受賞者コメント>
賞を授与されることは大変名誉なことで、私たちの研究が認められていると思っています。これは盧先生のご指導と優れた研究環境を提供してくださった大学お陰です。これからはより良い研究成果を出すために、もっと頑張っていきたいと思います。
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