本日、福岡工業大学開発の小型人工衛星「FITSAT-1」開発グループはLED光によるモールス信号で宇宙から地上にメッセージを送る世界初の試みに挑戦。信号発信とその観測に成功し、「Hi this is Niwaka JAPAN」と夜空にメッセージを描きました。
この実験の観測活動にご協力頂いております倉敷科学センターが、 「FITSAT-1」がほぼ計算と同じ経路をLED光のモールス信号を発信しながら移動していく様子の、双眼鏡による観測とカメラによる撮影に成功致しました。
双眼鏡による観測では緑色の点滅がはっきりと観測でき、モールス符号独特の不規則な「短点」「長点」の違いも分かったとのことです。
下の図でのトリミング範囲の拡大図
モールス発信点滅の様子(画像処理で白黒反転して強調):倉敷科学センター 三島 和久学芸員提供
(衛星は4回繰り返しモールスを発信している為、「JAPAN」末尾のNと「HI」のHが隣接した形になっています)