本学工学研究科 情報通信工学専攻2年の学生が、2020年1月23日~24日、鹿児島市の宝山ホールで開催された映像情報メディア学会放送技術研究会の学生及び若手発表部門において「優秀賞」を受賞しました。
受賞研究テーマは「気象データを用いたKa帯マルチビーム型衛星放送システムのビーム制御法の検討~ビームへの電力配分法の検討~」です。
今回の受賞は、昨年1月の同研究会での受賞に続き、2年連続の受賞となりました!
【 気象データを用いたKa帯マルチビーム型衛星放送システムのビーム制御法の検討 ~ビームへの電力配分法の検討~ 】
次世代衛星放送では降雨による信号減衰が大きく、既存の技術だけではその影響を補償することが困難です。本研究ではマルチビーム衛星を用いて、気象状況に応じて衛星の送信電力を制御する手法を検討しています。今回の報告では、降雨の状況に応じて送信電力を可変する手法を検討しました。その結果、九州・沖縄のような多雨地域に対して一定の回線品質の改善効果があることを確認しました。
<受賞のコメント>
このような賞を頂き大変うれしく思っています。研究にあたり懇切丁寧なご指導をいただき、多くの学会活動の機会を設けて頂いた藤崎先生には心より感謝しております。
この研究がきっかけで宇宙開発に関連する企業へ就職することになりましたが、大学・大学院で学んだことを活かし努力を重ねてまいります。
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