11月24日(日)~11月30日(土)の7日間にわたり、本学協定校である青島科技大学の4年生5名と南京理工大学大学院の1年生5名を招へいし、JSTさくらサイエンス科学技術短期研修を実施しました。このプログラムは日本科学技術振興機構(JST)さくらサイエンスプランに採択された対象校が、海外から学生を招へいして行うプログラムで、科学技術を通して見聞を広め、アジアの未来を牽引していく人材を育成することを目的としています。
10名の学生は、本学の最先端研究と施設の見学をはじめ、トヨタ自動車九州㈱宮田工場の視察や北九州環境ミュージアムの見学、また工学部電子情報工学科の倪教授によるプログラミングキットRaspberry Pi(ラズベリーパイ)を使用したPBLの体験を通して、施設などのハード面での充実だけでなく、人材育成に力を入れる本学のソフト面での先進性も実感していました。学生達からは、「福岡工業大学の最先端設備や素晴らしい授業に参加し、見識が広まった」、「アニメや漫画を通してしか日本の文化への理解が無かったが、日本の環境への意識の高さや環境に対する技術、清潔さは素晴らしく、こうした面も日本の誇る文化だと分かった」などの声が聞かれました。
プログラム中は科学技術体験の他、北九州市の工場見学、柔道部の見学、福岡市内夜間観光などリアルタイムで日本に触れる機会を作り、歓迎会を兼ねた本学の学生との交流会にも積極的に参加しました。意識と意欲の高い海外の学生との出会いは、本学学生にとっても大変刺激となり、今年度もまた両協定校および本学の三校間の学生の国際交流の場としても良い機会となりました。
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