情報工学部情報システム工学科山本研究室では、島原市との連携事業の一環で、島原城の観光振興を目的に、島原に所縁のある武将の顔と実際の人の顔の類似度を比較するアプリケーション「島原カオクラーベ」を開発中です。
今年度は4年生が顔の類似度比較方法の改善や、モーフィングという手法を使った新たな機能の追加を実現。この度、研究室のメンバーは開発成果を確認するために島原城を訪れ、実際の観光客にアプリを体験してもらう実地検証に臨みました。
11月5日(火)、山本貴弘講師、学生2名の3人は開発した「島原カオクラーベ」の実地検証のため、島原城の入り口に開発したアプリケーションをインストールしたパソコンを設置。この日は6名の観光客の方に実際にアプリケーションを体験してもらいました。協力いただいた皆さんは楽しみながらアプリケーションを利用されていて、自分の顔に似た武将の結果が点数で表示されると、「私はこの武将に似ているのか・・・」と自分の顔と武将の顔を見比べる方、「この武将は知らないなぁ」といった方など様々な反応が返ってきました。
開発に携わった学生は、「皆さんが楽しみながら利用されていたので良かったです。このアプリを使うことで島原所縁の武将を知っていただき、もっと島原城に興味を持ってもらえれば嬉しいです。」と話してくれました。島原城では11月末まで検証実験を行い、その後は研究室で利用者向けのアンケート結果から課題を抽出し、利用者の方々により満足していただけるアプリを目指して更なる改良に取り組む予定です。
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