工場見学・体験教室 第3回実行員会
今年度の課題解決型学習の一環として、8月に実施した「工場見学したいけんツアー」の企画運営を行ったシスマネPBL古賀市プロジェクトでは10月9日(水)、今年最後となる第3回実行委員会が行われました。プロジェクトメンバー24名に加え、企業や古賀市役所、古賀市商工会、大学教職員から17名の計41名が参加し、イベントの振り返りと、後期のテーマである企業が抱える課題解決に向けた取り組みについて、7つの班より発表が行われました。
イベントの振り返りでは、参加児童の誘導に時間がかかったり、工場内見学での学生による案内や説明に戸惑いが生じたりするなど課題に関する報告もあり、企業の担当者の方の意見を伺いなから、解決案について議論を行いました。また、古賀市が行った参加者アンケートでは、ほとんどの児童・生徒が〝古賀市の工場の色々なことを知れて楽しかった“などと回答していて、学生の協力によりツアー全体の目的を達成することができました、との報告があり、「工場見学・体験教室」実行委員長である株式会社ナダヨシの植木代表取締役より、プロジェクトリーダーの宇田川徹さんに感謝状の授与が行われ、今年度の「工場見学したいけんツアー」は全ての活動を終了しました。
ツアーが無事成功したことに対して実行委員長から学生へ感謝状が授与されました。
引き続き行われた後期の活動計画についての意見交換では、前期活動中に見出した企業の抱える課題に対し、学科での学び「インダストリアルエンジニアリング」を実際の製造現場のフィールドに適用することを目的に、取り組む課題や解決手段、活動スケジュールについて学生が企業の担当者に説明を行いました。具体的な取り組みとして、効率的な部材や人の配置の提案、天気や季節を考慮した需要予測と在庫管理、製造における技術継承のためのビデオ作製などを検討中です。プロジェクトの学生達は、来年1月末に予定されている成果報告会までの約4か月間、大学での学びを企業の課題解決に還元するべく、主体的に取り組んでいきます。
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