平成26年度科学技術振興機構(JST)の「中高生の科学部活動振興プログラム」で附属城東高校科学部活動が支援を受けることが決定しました。(全国の支援校33校)
福岡工業大学附属城東高等学校科学部 活動方針
城東高校科学部では平成25年度に1.音波の研究、2.マツタケ香りの合成、3.ミドリムシの増殖及び走光性の研究、4.ウミホタルの増殖、5.アルコール発酵などのテーマに取り組みました。福岡県高等学校総合文化祭自然科学部門ポスター発表ではミドリムシの研究で奨励賞を受賞、また、アルコール発酵では初めての現象を確認しました。
これらを深堀すべく平成26年度は、アルコール発酵・酵母菌の探索やミドリムシ・ウミホタルの増殖等の研究に引き続き取り組むこととしており、この活動がJSTプログラムの目的に合致し、支援を受けることにつながりました。初めてのテーマで苦闘しましたが科学の世界の一つの扉を開けました。今後も上記分野以外にも積極的にチャレンジして行くこととしています。
なお、アルコール発酵関係のテーマは福岡工業大学工学部生命環境科学科の三田教授、天田准教授、天田研究室の指導のもと実施しています。
平成25年度の研究結果は、福岡県高等学校総合文化祭自然科学部門でミドリムシの研究が奨励賞を、アルコール発酵がジュニア農芸化学会に参加しています。
科学部顧問の先生方は、振興プログラムに採択され部員のモチベーションが高まっていますが、今年度からは部員がさらに自ら調べ、実験を工夫し、客観的な数学などで結果を取りまとめる方向を強く打ち出されており、成果が期待されます。
独立行政法人 科学技術振興機構(JST:文部科学省の外郭)の中・高等学校の科学部活動支援事業
「科学部活動振興プログラム」
中学校、高等学校の科学部の活動を振興することによって、「理科や数学を得意とする生徒がその資質などを十分に発揮し、他の生徒の切磋琢磨する機会を設けること」、「科学部の活動支援に各種研究団体や大学・科学館などが参画し、科学部に所属する生徒・教員と有識者・専門家がネットワークを構築することにより、理数系に優れた資質や能力を持つ生徒を見いだす機会を持つこと」を目的としたものです。支援期間は3年間です。
城東高校についてはこちらから
ダウンロード