2014年3月1日(土)、2日(日)千葉市の幕張メッセ国際会議場で開催された、文部科学省主催の第3回サイエンス・インカレ研究発表会に、情報システム工学科「FITポケットラボ」に在籍するの学生8名が研究発表を行いましたが、その中で3年生の中山さん(写真左)と藤原さん(写真右)が、サイエンス・インカレ・コンソーシアム奨励賞の「DERUKUI賞」を受賞するという栄誉に輝きました。
廃棄PCを用いた分散コンピューティング(MapReduce)環境の構築 ~やるからには早くする!!5倍返しだ!!~
【発表番号208】福岡工業大学情報システム工学科3年 藤原 正幸さん、中山 貴彰さん
再利用実績の少ない廃棄予定のPCのリユースによる社会貢献とビッグデータの問題を研究背景とし、学内の廃棄予定PCを用いて、随時スケールアウトを可能とし、大学内で活用できるような分散コンピューティング環境を構築することを研究目的とした。その有効な手段として、Apache Hadoopプロジェクトの派生であるCDH(Cloudera Hadoop)3 Update 6を採用し、CDH3でのMapReduce処理により、構築するクラスタが最新のコンピュータの性能にどこまで近づき、分散環境の優位性を得ることができるか比較を行った。
藤原 正幸さん(新宮高出身)のコメント
思いがけず受賞することができ、嬉しく思います。この賞はFITポケットラボの指導教員である下戸先生や先輩方、他のメンバーの協力があって取れたものだと考えています。文部科学省主催のサイエンス・インカレは、1年生からでもチャレンジできる大会なので、「我こそは!」と思う人は是非FITポケットラボに来て挑戦してください。今回の受賞を励みに、今後も精進していきます。
中山 貴彰さん(小倉南高出身)のコメント
今回の受賞は私達2人で取れたものではなく、FITポケットラボを設立して下さいました下戸先生や色々協力して下さいました学科の先生方、そしてサイエンス・インカレを目指して一緒に研究し頑張ってきた先輩方、同級生、後輩の皆のおかげで取れたものだと思っています。この経験を活かしながら研究を遂行していき、日本の科学技術の発展に貢献していきたいと思います。
サイエンス・インカレ発表会の様子
学生による自主研究の祭典「サイエンス・インカレ」で本学学生・FITポケットラボが発表
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