情報通信工学科4年の大塚 信吾さん(写真:佐世保工業高出身)が、国家試験である電気通信設備工事担任者試験に合格しました。
電気通信設備工事担任者は公衆回線やCATVの通信回線に接続する端末設備の接続及び配線工事を行い、または監督するための国家資格です。
大塚さんが取得した資格の種類はAI・DD総合種でアナログ伝送路設備またはデジタル伝送路設備に端末設備等を接続する工事ができます。「工事担任者」資格は電気通信回線と端末設備等を接続するために必要とされる資格で、これからの情報通信ネットワーク社会を支える接続技術者として期待されます。
ちなみに大塚さんは、事業用電気通信設備の工事、維持、運用に関する事項の監督に必要な「電気通信主任技術者」(伝送交換主任技術者)の資格を取得しており、今回の「工事担任者資格」(AI・DD総合種)の取得は大塚さんの活躍範囲をさらに大きくします。
その他「第一級陸上無線技術士」の資格も大学2年の時に取得しており一つでも難しい難関資格を3つ保持することになりました。
大塚さんは、情報通信工学科で行われる「資格支援講座」はずっと受講してきました。「資格試験は難関ですが、所定のカリキュラムを修了すれば試験の一部免除など特典もあるので、よく調べ、まず勉強して難関資格試験にどんどん挑戦してください」と後輩にエールを送っています。
現在、学部生が大学院の講義に挑戦できる「大学院科目等履修生制度」を利用して大学院の授業を5科目履修しています。
平成25年度第2回工事担任者試験結果(一般財団法人日本データ通信協会発表)
受験者数21,362名 合格者数5,871名 合格率(27.5%)大塚さんが合格したAI・DD総合種は受験者数4,306名 合格者数755名 合格率(17.5%)
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