松本賢士さん
修士課程 知能機械工学専攻(村山研究室)
島原工業高校出身
知能機械工学専攻修士課程1年(村山研究室)の松本賢士さんは夢を持ち続けています。
学部生のときは、海外でも活躍できる技術者を育成するJABEEコースでなかったので、技術士補になる資格を持っていなかったのですが、大学院生になって技術士になりたいという願いが一層募り、一念発起!難関の技術士1次試験にチャレンジして見事に合格しました。
昨年末下村文部科学大臣の印字が入った合格証が手元に届き、実家の長崎で喜びをかみしめたそうです。この快挙に知能機械工学科 村山教授は「JABEEコースを卒業するより100倍は大変だし、真の実力がないと合格できません」と祝福の言葉を送っています。
また、木野教授はご自分の体験を振り返りながら「素晴らしい!実力で合格したのは本当に素晴らしい」とエールを送りました。
松本さんは入学後、すぐにモノづくりセンター2足歩行ロボットプロジェクトに入部して4年間ロボット製作に携わるなどモノづくりに意欲を燃やし続けてきました。技術士1次試験には、適性・専門・基礎・共通があるのですが、共通は大学院生は免除になるので他の3部門に全力を尽くしました。松本さんは、「試験内容が授業で習ったことに近いのでまず自分自身でしっかり勉強すること、その補完として参考書、過去問等で実践勉強をすると合格に繋がります」と謙虚に語ってくれました。
進路として現在モノづくりに関わる企業を中心に就活を続けています。そして、将来はもちろん「技術士2次試験」合格を目指すつもりです。村山教授は、研究室で何事にも真面目に取組む松本さんを身近に見ていますので「彼なら必ず2次も取れる」と太鼓判を押しています。