博多高校(福岡市東区水谷)がITシステムコースの2年生に対して「情報やビジネスの専門性をより深く知り興味関心をもってもらいたい」という目的のため本学と連携し、このコースの2年生(短大での講座希望者)に対して7回の土曜講座を実施しています。
第3回目である7月6日(土)は本学の情報メディア学科の矢野健太郎先生が博多高校ITシステムコースの2年生に「お絵かきソフトを作ろう」というテーマで講義を行いました。
最初にソフトウェア、プログラム、プログラミングという言葉の意味と違いについて説明がありました。
●ソフトウェア、プログラム、プログラミングの意味と違いを確認中
次に、プログラムがどんな所で使われているかを知るために四択クイズが出題されました。実は全ての選択肢が答えではないというひっかけ問題でしたが、プログラムが身の回りの様々なところで使われていることが分かりました。また、それらの内容が短大のプロジェクト学習とも関係していることが紹介されました。
矢野先生から「情報メディア学科ではパソコンを使える人から、パソコンを使ってプログラムやCGを作れる人になることを目指しています」との紹介があった後、実際に普段使っているお絵かきソフトを自分で作って(プログラミングして)みることになりました。
プログラミングは初めての人が多かったようですが、講義の最後には自分で作ったお絵かきソフトを使って思い思いの絵を描くことができました。
今回の講座の目的は、プログラミングの体験を通した情報教育です。普段何気なく使っているソフトウェアでも、その裏側にはたくさんの処理が必要であることを体験しました。また、パソコンを使うだけでなくパソコンで作る体験を通して、より深くパソコンについて学習しました。
次回の土曜講座は10月5日(土)に実施されます。