修士課程 生命環境科学専攻 環境物質工学第二
〔太田・北山研究室〕2年 楠田 愛さん
「イオン交換ゼオライトの水中オゾン分解特性に関する研究」という題目で、平成25年6月27日に口頭発表を行いました。 今回は、ゼオライトとオゾンを組み合わせた促進酸化処理法(AOP)による水質浄化を目的とした実験の中でもゼオライトのカチオンを 別のカチオンでイオン交換することで水中に飽和しているオゾンを分解することに試み、その成果を発表致しました。
感想といたしましては、レーザーポインタが用意されていなかったことにより十分な説明が発表の中でできなかったことが残念でしたが、 論文評価が4.8点と高かったこと、そして発表の質疑応答が良かったとのお言葉により安堵しました。
結果といたしましては、優秀論文発表賞を授賞することができ、とても有難い経験となりました。
日本素材物性学会とは
物質の性質について幅広く発表・議論する学会であり、国内だけではなく国際的にも活動しています。
今年の11月には秋田で開催される国際会議ICMR2013が予定されており、楠田さんも発表することが決まっています。
後輩へのメッセージ
近年、若手の学会参加者の数が減少しているらしく残念に思います。学会で自身の研究内容を発表することは、
社会人になってから報告会などの場で活用できるなどのメリットがあり、成長につながると思うので率先して参加してほしいと思います。
ダウンロード