2024年3月2日、福岡市のFFGホールにて、「気候変動が及ぼす災害への影響と国際防災戦略~SDGs実現への貢献~」をテーマとした「福岡国際ミズ・シンポジウム」(公益社団法人福岡国際ミズの会主催)が開催されました。
テーマに沿った講演が行われたこのシンポジウムの第二部において、昨年9月に福岡国際ミズの会より学生派遣が行われた国際会議(ICSD2023)の参加報告が行われました。本学生派遣に選抜され、米国のコロンビア大学(ニューヨーク州)での国際会議を聴講した本学大学院生(修士課程1年/社会環境学研究科)と九州大学の学生が登壇しました。
ICSD2023は、持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)の主催する、世界の環境・社会・経済問題の解決及びSDGsの実現に向けた方策を模索し共有することを目的に開催された国際会議です。現地において様々な登壇者の講演を聴講した大学院生からは、自らの研究分野である国際法の観点より、「デジタル技術とSDGs~これまでの成功と今後の方向性」 について考察し、「グローバルな視点と日本国内というローカルな視点の双方の視点を有して思考する重要性」 についての気付きを再認識したことが語られました。また、グローバルに解決すべき課題やローカルで解決すべき課題を一挙に共有するICSDのような場が非常に重要であること、さらに、福岡国際ミズの会の指針である男女共同参画社会の実現に向けてもこのようなSDGsの17のゴールについて余すことなく触れることのできる国際会議の展開が重要であることについて述べられました。
このような貴重な学びと成果報告の機会を頂きました福岡国際ミズの会の皆様に感謝申し上げます。
コロナ禍を経て、本学生派遣が人生で初めての海外渡航でした。これまで日本国内で続けてきた英語学習、社会環境学部・研究科での学びがあったからこそ本派遣事業に選抜される機会を得ることができ、国際会議より多くの気づき・知見を深めることができたと思います。素晴らしい機会を頂いた福岡国際ミズの会の皆様や所属大学の関係者に感謝するとともに今回の学びを将来へ生かしていきたいと思います。
福岡国際ミズの会
男女共同参画社会の実現や、国際社会に貢献できる人材育成を目指す事業をおこなっている国連広報局のNGOである公益社団法人
男女共同参画社会の実現や、国際社会に貢献できる人材育成を目指す事業をおこなっている国連広報局のNGOである公益社団法人