2023年9月6日(水)熊本県の崇城大学にて開催された 2023年度(第31回)電子情報通信学会九州支部学生会講演会において、電子情報工学科4年 松木研究室の学生の研究発表が「学生会講演奨励賞」を受賞しました。
受賞した研究タイトルは「道路を横断する歩行者の横断挙動計測システムの開発」です。松木研究室は、交通事故のリスクを様々な視点から定量評価し、事故を減らすことを目的とした研究を行っています。受賞した研究は、交差点での横断中の危険性を可視化し、交通安全につなげるために歩行者の動作を立体的にとらえるシステムを開発したものです。この学生は大学院に進学予定で、さらに研究を進めています。
受賞した研究タイトルは「道路を横断する歩行者の横断挙動計測システムの開発」です。松木研究室は、交通事故のリスクを様々な視点から定量評価し、事故を減らすことを目的とした研究を行っています。受賞した研究は、交差点での横断中の危険性を可視化し、交通安全につなげるために歩行者の動作を立体的にとらえるシステムを開発したものです。この学生は大学院に進学予定で、さらに研究を進めています。
「道路を横断する歩行者の横断挙動計測システムの開発」
歩行者の交通死亡事故を防ぐためには、歩行者の挙動を詳細に解析する必要があります。そのために、歩行者の横断挙動を計測するシステムを試作しました。本システムは骨格検出とステレオビジョンを用いて歩行者の3次元位置を推定します。骨格検出で得られたキーポイントをステレオビジョンの対応点に使用することで対応点探索の処理を省きましたが、それによる精度への影響は未検討であったため、画像のクリックで得られた明確な対応点と比較することで精度への影響を検証しました。