2023年6月16日(金)新潟県佐渡市にて開催された 2023年度日本VR学会第50回テレイマージョン技術研究会において、情報通信工学専攻修士2年石田研究室の学生の研究発表が「テレイマージョン技術研究発表賞」を受賞しました。各大学からメタバースやVRアプリケーション、五感VRなどに関する研究が発表される中で、優秀であると認められたものです。
受賞したテーマは「リアルタイムビデオアバタを活用したメタバース会議システムの提案」です。Webカメラで取得した映像から、OpenCVと機械学習の2つの画像処理を施し人物領域の抽出精度を上げることで、メタバース空間上でのリアルな臨場感コミュニケーションを低コストで実現できます。学生のアイデアや技術力が特に優れていると高く評価されました。
受賞したテーマは「リアルタイムビデオアバタを活用したメタバース会議システムの提案」です。Webカメラで取得した映像から、OpenCVと機械学習の2つの画像処理を施し人物領域の抽出精度を上げることで、メタバース空間上でのリアルな臨場感コミュニケーションを低コストで実現できます。学生のアイデアや技術力が特に優れていると高く評価されました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、デジタルシフトが加速したことに伴い、テレワークやテレラーニングがニューノーマルとなり、メタバースは改めて注目されることとなりました。現在のメタバース空間上におけるコミュニケーションは、キャラクタアバタを利用したサービスが一般的となっていますが、相手の細かい表情や装飾品などで得ることができる相手自身の印象を得ることは難しい状況にあります。そこで、本研究ではWebカメラで取得した映像から、OpenCVと機械学習の2つの画像処理を施し人物領域の抽出精度を上げることで、メタバース空間上でのリアルな臨場感コミュニケーションを低コストで実現するためのリアルタイムビデオアバタ生成法を提案しました。これにより、利用者はメタバース空間上でface-to-faceに近いコミュニケーションを取ることが可能になります。