福岡工業大学は台湾の明新科技大学と連携に関する覚書を締結します。
日時 | 2023年12月25日(月)10:00~ |
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場所 | 福岡工業大学(福岡市東区和白東3丁目30-1) 第1会議室にて |
半導体人材育成のトップランナー「台湾明新科技大学」
加熱する半導体業界の「人材獲得」競争
TSMCをはじめ、世界的な半導体メーカーや関連産業が相次いて九州に設備投資を進める中、特に課題となっているのが人材の獲得です。半導体や関連産業に関わる人材育成などを目指す産官学組織「九州半導体人材育成等コンソーシアム」によると、九州の半導体産業における人材不足は、※今後10年間で毎年1,000人程度になると見込まれ、特に生産技術職にかかわる人員は不足感が大きくなると予想されています。福工大は今後、明新科技大学との間で交換留学などの制度を作っていき、半導体の本場で学んだ技術を九州の生産現場で生かすことができる中核人材を育てていきます。
※https://www.kyushu.meti.go.jp/seisaku/jyoho/oshirase/230727_1.html
覚書締結について
台湾明新科技大学訪問者 |
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福岡工業大学 | ▼10:00~ 幹部表敬
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覚書のポイント
福岡工業大学と明新科技大学は、相互の文化・教育・技術交流を促進するため、
- 学生や教職員および研究者などの相互交流を進めること
- 両校の研究者の共同研究への参加、コラボレーションを進めること
- 両校が関心を寄せる項目についての情報交換や関連する出版物の発行を進めること ・・・などを明記
今後両校の間で学生の交換留学プログラムや学科ごとに協力した単位交換制度などについて検討・整備を進めていき、具体的な内容についての書面をまとめていくこと。
背景
日本に進出する台湾の半導体メーカーおよび関連企業においても、人材確保は重要な課題になっています。特に、台湾の大学で学んだ学生は国内での就職を望む傾向が強く、日本で活躍する人材の不足感は台湾メーカーでより強くなっています。このため、メーカーからのニーズを受けて、明新科技大学でも日本からの留学生を同大学で受け入れて育てる必要性が高まっていて、現在日本からの留学生を受け入れる新たなプログラムを検討中であるとのことです。
同大の教育制度を利用している日本の大学は現時点ではまだなく、福岡工業大学は今後同校と協議を進めながら台湾企業でのインターンシップなどを含む新しい教育カリキュラムの構築などを進めていきたい考えです。
取材のお申込み・本件発信部署
福岡工業大学 入試広報課(担当:池田)
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