国家資格「エネルギー管理士(電気分野)に修士課程 電気工学専攻1年 田島研究室の学生が合格しました。「エネルギー管理士」とは、「エネルギーの使用の合理化に関する法律(通称:省エネ法)」によって定められた国家資格で、燃料や電気消費量が特に多い工場におけるエネルギー使用量の監視、エネルギー使用効率化、現場指揮などを担います。熱分野と電気分野の専門区分が設けられており、電気分野で合格しています。合格率は30%程度の難易度の高い資格となっています。
学生は今年度電験三種試験に合格し、続いて電気工学科での学びが試験内容に直結しているエネルギー管理士の資格にチャレンジしました。昨年度合格した、同じ田島研究室の博士課程1年の学生に続き、必須基礎区分の1科目と専門区分の3科目全てに1度目で見事合格しました。
本学で修士課程の学生がこの資格を取得したのは初めてのケースとなります。
「エネルギー管理士」とは
エネルギー資源の乏しい我が国にとって、エネルギーを可能な限り有効に使用することは重要な課題です。このため、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」(通称「省エネ法」)の制定をはじめ、種々の省エネルギー施策が推進されています。エネルギー管理士制度も省エネ法で定められています。
エネルギー管理士は熱分野と電気分野に区分されており、電気分野の試験は必須基礎区分(課目Ⅰ:エネルギー総合管理及び法規)と選択専門区分(課目Ⅱ:電気の基礎・課目Ⅲ:電気設備及―機器・課目Ⅳ:電力応用)で構成されています。