2023年6月5日より、本学における夏季研修プログラムとして、協定校であるタイ王立キングモンクット工科大学(KMITL)から工学部とリベラルアーツ学部日本語学科の学生16名を受入れました。本プログラムは2009年に開始され今回で13回目の実施となりました。また、同時期に新規プログラムとして同じくKMITL工学部5名をシステムマネジメント学科にて受入れ、合計21名が本学での研修に参加しました。
日本語学科は3週間、本学で言語や文化を学ぶ授業を受けるほかに、企業へのインターンシップを行いました。日本人の働き方やマナーを実際に見て学ぶことができ、将来日本で働く希望を持つ学生たちにとって有意義な経験となりました。
工学部は4週間、ロボットAI専攻の6名は研究室訪問をはじめ、ロボットアームなどを使用したPBLに参加し、システムマネジメント学科にて受入れの経営工学・物流管理専攻の5名は古賀市にある企業との連携でPBLに参加しました。
本研修では、各研究室の学生や今年2月に本学タイ派遣研修に参加した学生、今夏タイへ派遣予定の学生などが留学生と多くの時間を共に過ごし学生同士の交流が盛んに行われている様子が見受けられました。
また、福岡県庁への大曲副知事表敬訪問、北九州市での施設や工場の視察、湯布院セミナーハウスへの研修旅行、大宰府天満宮訪問など、学外においても日本の文化や技術に多く触れることができました。本プログラムに参加した学生にとって、本学への大学院進学など今後の進路を検討する良い機会になることを願っています。