国公私3大学環境分野連携
本学と長崎大学、熊本県立大学は環境分野における学術研究の発展や学生、研究者の相互交流の推進を目的に包括的連携協定を2014年に締結し、毎年「環境フォーラム」を開催しています。コロナ禍のため2020年、2021年は開催されませんでしたが、7回目となる今年は「国公私立大学の最新環境研究」をテーマとして12月10日(土)に熊本県立大学で開催されました。当日は3大学からオンラインも含め140名の参加となりました。本学からは下村学長をはじめ社会環境学科の教員6名、職員2名、学生、院生7名の16名が参加し、日頃の研究活動の成果を共有しました。熊本県立大学 堤裕昭学長の特別講演、長崎大学の発表ののち、本学社会環境学部 上杉昌也准教授による「地域防災に向けた防災アプリ『防災GO!』の展開」について発表があり、質疑応答が行われました。
その後、3大学の院生、学生によるポスター発表が行われ、活発に意見交換が行われました。本学大学院 社会環境学研究科の大学院生3名、社会環境学部 社会環境学科の学生4名が、「国際比較に見る日本の海洋プラスチック政策」「新宮町における両生類を対象とした分布調査」などそれぞれの研究テーマについて発表しました。参加の学生たちにとって、他大学の学生と意見交換を行い、研究内容や学生の発表姿勢を知る貴重な機会となりました。
学生、院生によるポスター発表の様子