本年度、新入生を対象にスタートした新グローバル人材育成プログラム~Global Challenge Program (GCP) ※下記参照~では、国際適応力(Global Competency)を育む特別支援として、8月8日(月)、8月22日(月)に特別講師を招聘し、夏季研修を実施しました。本研修ではグローバルに活躍しておられるプロフェッショナルからキャリアの原体験に基づいて、「グローバル人材に求められる資質・能力について」ご講話を頂きました。本研修を通して世界観を広げて新たな気付きを深めることができ、具体的な学びの指針を得る貴重な機会となったことに感謝するとともに、目的意識がより明確となった学生の今後の飛躍を期待します。
8月8日(月)開催
【講師】松尾正人氏
(元九大カリフォルニアオフィス代表/現九州大学工学研究院特別顧問/本学理事長特別顧問)
米国在住45年(ニューヨーク24年・シリコンバレー21年)のビジネス経験と15年間に亘る九州大学のシリコンバレー研修の実績に基づく 「グローバル人材5原則」に焦点を当て、世界の潮流の中で日本の現状を捉えたニーズや求められる力について、ライフストーリーを交えてご講話を頂きました。
8月22日(月)開催
【講師】徳永博昭氏
(元福岡県サンフランシスコ事務所長/現福岡県企画・地域振興部総合政策課国際金融機能形成推進班長)
福岡県サンフランシスコ事務所長としての4年間の歩みの原体験で得られた世界の価値観やシリコンバレーの現状について、また、現職のFintech企業誘致のためのビジネス環境整備の紹介を踏まえて考察された「グローバル人材として必要な力」について、学生との対話型でご講話を頂きました。
【Global Challenge Program】
本プログラムは学科横断の参加学生との協働学習、ハイブリッド留学(※)、グローバルに活躍するプロフェッショナルや本学卒業生との交流の機会、ネイティブ職員による英語学習支援など、多岐に亘る特別支援の取組を通して1年次の早期より世界観を広げてグローバル人材として求められる多面的な国際適応力(Global Competency)を体系的に培い、より良い世界を創るChange Makerとしての歩みを推進し、学生自身が描くキャリアプランの実現を目指す4年間一貫プログラムです。次回の学生公募は2023年度の新入生を対象に2023年4月に実施します。
※1年次後期には10名程度を選抜し、ハイブリッド留学(1年次のオンライン留学・2年次の実留学派遣)の経費の全額補助制度が適用されます。