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[福岡工業大学×福岡県警察]本学と福岡県警察は「サイバーセキュリティに関する協定」を締結しました

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本学と福岡県警察は「サイバーセキュリティに関する協定」を締結し、6月28日(火)福岡県警察本部にて協定締結式が行われました。

情報通信技術に関する教育・研究を行う本学は、高度に情報化が進む社会からの要請に応えることが大学の重要な役割であると考えています。情報工学部 情報工学科の種田和正教授は秘匿通信を利用する攻撃者の追跡や、ユーザーをだまして個人情報を送信させる不正なソフトウェアの解析などのサイバーセキュリティに関する研究を行っており、これまでも福岡県警察様との間で共同研究に取り組んできました。今後この研究を軸に、相互間の情報・技術の共有や人材育成、協力して県民向けの意識啓発活動などを行います。
協定式には本学から下村輝夫学長、情報工学科 種田和正教授が出席し、福岡県警察本部 岡部正勝本部長と下村学長が協定書にサインしました。当日はTV局、新聞社など11社から取材を受けました。

実行中のコード書換えによる“なりすましメッセージ”を解読。
種田研究室のTwitterでは、日本郵政を騙るスミッシング(SMS(ショートメール)を利用した詐欺)の文言や偽サイトのURLを確認できます。

当日の模様は、TVQ、TNC、RKB、KBC の各局のニュースにて放送されました。

情報工学科種田研究室×福岡県警の共同研究 Tor(トーア)ネットワークの追跡方法

匿名通信ソフト「Tor」を悪用した犯罪者を追跡

送信元IPアドレスをたどることで発信者(発信PC)を特定されることを回避しようと、サイバー犯罪者は匿名通信を行うことができるソフトウェア「Tor」(トーア)を悪用しています。国内では、いわゆる「遠隔操作ウイルス事件」で、犯人が身元を隠しながら掲示板へ書き込む際にTorを利用したことが知られています。 本学と福岡県警察様は、犯罪捜査に協力するTorルータ間で通信ログ情報を共有することにより、送信ルートや送信元を追跡する技術を研究しています。

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福岡工業大学 広報課
TEL:092-606-0607(直通)
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