2022年3月14日(月)2022年度にクラス・サポーター(以下、CS)を担当する学部生を対象にファシリテーション研修を実施し、CS候補生52名と、CS経験者である大学院生2名、教職員5名の計59名が参加しました。本学では、大学院生および学部生が先輩学生として授業をサポートする活動として、TA(ティーチング・アシスタント)・SA(スチューデント・アシスタント)およびCSによる取組が行われてきましたが、2022年度より各取組を統合し、「学生授業サポート制度」として運用することにより、学生スタッフの育成と教育効果の最大化につなげることとしています。本研修も、オンデマンド型研修としてTA・SA候補生へも公開を予定しています。
研修は、「①ファシリテーションについて理解し、受講生に必要なサポートについて探ることができる ②ファシリテーターとしての心構えを身に付け、TA・SA・CSとしての仕事内容について理解し、伝えることができる ③CS 経験者から学生サポーター候補者へ、学生サポート活動における学びを伝える」の3つを目的に実施されました。研修は、宮本知加子先生(FD推進機構特任教員)の指導のもと、5~6人単位で9つの組に分かれ、グループワーク形式で進められました。ウォーミングアップからメインセッション、全体発表、研修のまとめに至る全てのプログラムに、CS経験者である3、4年生の運営スタッフが企画・運営に主体的に携わり、当日も司会やグループワークのサポーターとして活躍しました。
グループワークに続いて、この春に卒業・修了する4年生と大学院生の運営スタッフ一人ひとりから、自身のCS活動を振り返り、自分自身の成長にも繋がる活動であったこと、CS活動で身に付けたファシリテートの力は、教育実習や就職活動などにも活かすことができ、色々な活動に繋がっていく活動であることなど、後輩へ伝えたい想いが語られました。
最後に宮本先生より、授業の主体は受講生、授業を運営しているのは先生であり、その中でCSとしてより学習がスムーズに進むような働きかけをするのがファシリテーションであることやCSメンバーへの今後の期待が伝えられ、4時間の研修が終了しました。
最後に宮本先生より、授業の主体は受講生、授業を運営しているのは先生であり、その中でCSとしてより学習がスムーズに進むような働きかけをするのがファシリテーションであることやCSメンバーへの今後の期待が伝えられ、4時間の研修が終了しました。