2021年12月に実施された『第27回上級バイオ技術者認定試験』において本学から4名が合格し、生命環境化学科赤木研究室の4年生が成績優秀者として表彰されました。今回の成績優秀者は全国の合格者247名中11名でした。
本試験はNPO法人日本バイオ技術教育学会が主催するもので、バイオ技術者が持つべき知識、技術を認定する制度です。
本試験はNPO法人日本バイオ技術教育学会が主催するもので、バイオ技術者が持つべき知識、技術を認定する制度です。
3年次に「中級バイオ技術者認定試験」に合格し、在学中にバイオの知識をより深めようと上級の試験に臨みました。対策勉強には4カ月ほどかけ、学科での学びの振り返りを行い、不明な箇所は先生に尋ねたり書籍で調べたりするなどして学びを深めました。過去問は5年分を5回解き、繰り返して自己の知識になるよう務め、目標であった成績優秀者にも選出されました。
研究室では再生医療への応用が期待されているES細胞など多能性幹細胞の性質の解析を行っていました。卒業後はバイオ系の企業で技術者として、学科や研究室での学びを活かしていきます。
「上級バイオ技術者認定試験」主催:NPO法人日本バイオ技術教育学会
バイオ技術者認定試験は、日本で最も歴史の長いバイオ技術関連の資格試験で、社会で活躍する技術者に求められるバイオ技術関連の知識・技術を認定するために初級・中級・上級の3種類に分かれています。上級バイオ技術者は、バイオ技術分野の基礎(核酸、たんぱく質、機器等)から、応用(微生物バイオテクノロジー、動物バイオテクノロジー、植物バイオテクノロジー)に至る幅広い知識を持ち、バイオ関連実験を適切かつ安全に実行しうる能力を認定するものです。専門知識が必要な難関の試験となっています。