福岡工大が開発した小型衛星が平成24年10月5日午前0時45分宇宙空間に放出されました。
その後、午前2時10分ごろ衛星からのビーコン信号が確認され、今後地上局との交信が開始される事となりました。
C棟8Fのゼミ室には小型衛星に関わった情報工学科田中教授、知能機械工学科河村教授他教員、学生20名、それに多数のマスコミが放出の瞬間を見守りました。
【10月8日現在の状況】
10月5日、0時44分にFITSAT-1がハワイの上空で国際宇宙ステーションから放出され、地上400km位の軌道を回り始めました。
第1周目の通過で北の水平線をかすめたときにFITSAT-1からのビーコン信号(HI DE NIWATA JA)をキャッチできました。
また、第2回目の周回(3時38分)から衛星の温度や電池電圧、電流などのテレメトリーデータが取れるようになりました。
世界各地から信号とテレメトリーのレポートが続々と送られてきて、現在も増え続けています。
テレメトリのデータを見る限り、衛星は健全に動作しています。
現在(8日昼)で既に地球を50回以上まわっています。もう少し、基礎的なデータを集めてから、高速通信やLED点灯の実験を行います。