2021年11月19 日(金)、在福岡タイ王国総領事館より、ソールット・スックターウォン総領事ならびにポーンパン・プーピアンジャイ領事が本学を来訪されました。大谷理事長、山下常務理事および下村学長に表敬訪問を行った後、本学で学ぶタイ人留学生4名との懇談の場が持たれました。本来訪は、先月新たに着任されたスックターウォン総領事を大谷理事長が総領事館へ表敬訪問したことから実現しました。表敬訪問の場でスックターウォン総領事は、本学のタイ協定校であるキングモンクット工科大学ラカバン校(KMITL)との10年以上に亘る学術交流について関心を寄せられ、本学がタイ人学生を継続的に受入れ、今後ますます貴重となる工学・情報工学分野で日泰の架け橋となる人材を育成していることに感謝が述べられました。
また本学のタイ人留学生との懇談では、総領事が各学生の専攻や研究分野について質問されたあと、コロナ禍に留学生として過ごす学生たちの生活面などもお気遣いくださいました。さらに、福岡で学ぶタイ人留学生と総領事館との交流のアイデアについても、今後情報共有していくこととなりました。
福岡のさらなる発展において重要となるアジア圏での主要な連携先として、今後もKMITLとの連携を深め、両国の人材育成と発展に寄与していきたいと思います。
本学とKMITLとの連携
- 学術交流協定を締結(2008年)
- サマープログラムにおけるKMITL学生の受入れを開始(2009年)
- ジョイントプログラムにおける覚書の締結(2010年)
- FIT-Bangkok Office at KMITL (FBK)として、本学の日本語センター兼オフィスを設置。FBK経由の学生の受入れを開始。(2011年)
- 科目等履修生の相互受入れに関する覚書を締結(2011年)
- 両大学工学部間の覚書を締結(2012年)
- タイ短期派遣研修(※在バンコク日系企業での職業体験)を開始(2015年)
- 工学部間でグローバルPBLを開始(2019年)
- オンラインでの異文化交流「Virtual Exchange Program」を開始(2020年)